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サンディスクの「Fusion ioMemory PX600」、IIJの次世代クラウド「IIJ GIO P2」に採用

 サンディスク株式会社は23日、株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)のIaaS型クラウドサービス「IIJ GIO インフラストラクチャーP2」(以下、IIJ GIO P2)において、フラッシュストレージ「Fusion ioMemory PX600」が採用されたと発表した。なお、IIJによるFusion ioMemoryの採用は、「IIJ GIOソーシャルアプリ支援ソリューション」での「Fusion ioMemory ioDrive/ioDrive2」に続き、2度目になる。

 「IIJ GIO P2」は、従来のパブリッククラウド「IIJ GIOホスティングパッケージサービス」と、オーダーメイド型のプライベートクラウド「IIJ GIOコンポーネントサービス」を融合した新しいIaaSとして、2015年11月より提供されている。

 仮想サーバーを中心に共有リソースを提供する「パブリックリソース」と、VMware仮想化環境と物理サーバーを専有リソースとして提供する「プライベートリソース」、これらの環境で利用できる「ストレージリソース」から構成され、最適なリソースを組み合わせて柔軟にシステムを構築できる点が特徴。マルチキャリア対応やプライベートセグメントの延伸など、外部接続性にも優れ、オンプレミスや他社クラウドサービス環境とのシームレスな連携にも対応しているという。

 今回、このサービスに採用されたサンディスクのFusion ioMemory PX600は、高いパフォーマンスと信頼性を両立させたPCI Express接続のサーバー内蔵型フラッシュストレージ。Fusion ioMemory PX600が搭載されたIIJ GIO P2は、エンタープライズ顧客向けに、高いI/O性能と大容量を必要とするアプリケーションに対応した超高速クラウドサービスとして位置付けられており、クラウドサービスにおける差別化と競争力の強化を実現しているとのことだ。

石井 一志