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Wantedly、ビジネス向けグループチャットアプリ「Syncメッセンジャー」を公開

 ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は5日、グループチャットアプリ「Syncメッセンジャー」を公開した。従来提供していたウェブブラウザーからの利用に加えて、Windows、Mac、iPhone、Android向けアプリの提供を開始した。

 Syncメッセンジャーは、社内外のビジネスコミュニケーションを目的したチャットアプリ。ビジネスシーンでも、LINEやFacebookメッセンジャーといったチャットアプリの利用が増えている一方、こうしたアプリでは公私混同が起こりやすいといった問題があることなどから、社外のメンバーとも簡単に利用可能で、プライベートとビジネスの使い分けができるアプリとして開発したという。

 機能面では、名指しでメッセージを送信できる名指し機能(@メンション)、URLやQRコードでSyncに招待できる招待機能、メッセージの全文検索機能、無制限・無期限で利用できるファイル共有機能、Wantedlyのプロフィールと連携する知り合い検索機能などを備える。

名指し機能
全文検索機能

 Syncメッセンジャーは、ベータテスト期間中にNPOや学生団体、フリーランス、個人事業主などを中心に試験導入されており、今回の正式リリースにより、月間70万人が利用するWantedlyの登録会員も利用可能となる。今後は、社外の取り引き先とFacebook上で仕事をすることの多いウェブ業界をターゲットに、利用者を拡大していく予定としている。

三柳 英樹