シー・エス・イー、AWS環境からマトリクス認証機能を提供する「SECUREMATRIXクラウドサービス」

　株式会社シー・エス・イーは1日、自社開発のマトリクス認証ワンタイムパスワード製品「SECUREMATRIX」をクラウドサービスとして提供する、「SECUREMATRIXクラウドサービス」を提供開始した。

　SECUREMATRIXは、二要素・多要素認証が可能な、トークン不要のワンタイムパスワード製品。SECUREMATRIXクラウドサービスでは、Amazon Web Services（AWS）のクラウド基盤上で稼働するSECUREMATRIXを利用し、シングルサインオン（SSO）を含む認証機能をユーザーへ提供する。

　AWSを利用することで、SECUREMATRIXを導入する際に必要だったハードウェアやOS環境、導入・構築・運用作業が不要となるため、迅速かつ柔軟な導入が可能。SAMLを用いたフェデレーションでのSSOを含む認証機能により、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド、パートナー企業間など、複数のシステムをまたがるIoT時代の認証基盤として利用できるという。

　また、Office 365、Google Apps、SalesforceなどのSaaS利用時に、固定パスワードの代わりとしてマトリクス認証を使用し、ユーザーの利便性を高めながら、セキュリティを強化できる。さらに、RADIUSに対応しているため、SSL-VPN機器の認証にマトリクス認証を使用することも可能とした。