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「サイボウズ ガルーン 4.2」、出欠確認機能や施設の利用申請機能などを搭載

 サイボウズ株式会社は30日、大企業向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」のパッケージ版の最新バージョンとなる「サイボウズ ガルーン 4.2」の販売を開始した。

 最新版では、クラウド版でユーザーから高い評価を得た機能を搭載。スケジュール画面では、予定登録時に該当予定の参加者に対して出欠のアンケートを設置できる機能を追加。メールによる予定調整が不要になり、スケジュール上で出欠確認を完結できるようにした。

 施設予約画面では、施設の予約が確定する前に、承認フローを設ける利用申請機能を搭載。予約承認が必要な施設と申請の処理者をあらかじめ設定しておくことで、該当施設の予定登録をすると、申請が処理者へ通知される。会議室や社用車などの数の限られた施設を、利用目的を明確にして効率的に管理できるようになる。

 ポータル画面では、登録した共有ToDoの一覧を、ポータル上に表示することができるようになった。担当となっているToDoや依頼しているToDoを確認でき、チームで抱えているタスクの見落としを防止する。

 このほか、画面デザインの追加など、計52件の機能追加や機能改善を実施した。

 サイボウズでは、「ガルーン」はクラウド版の売上が順調なだけでなく、Notesを中心とした他グループウェアからの移行の波を受け、パッケージ版に限っても前年比112%の売上伸長率を予測しており、クラウド版に続きパッケージ版も機能強化することで、顧客のグループウェア乗り換え促進を目指すとしている。

三柳 英樹