ニュース

B-EN-G、チェコ製高度計画ソリューションの導入支援サービス

 東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は9日、チェコLOGISの高度計画ソリューション「LOGIS Production Planner」において、導入支援サービスを提供開始したと発表した。

 LOGIS Production Plannerは、生産計画立案と管理の機能を提供するパッケージ。設備制約や製造ルールが多い、計画の組み方が計画担当者の経験に依存している、といった複雑な計画が必要とされる環境下で、さらなるビジネス効果や競争優位性を高められるという。また、能力計画とスケジュール機能を同時に利用できる点が特徴で、特に、生産計画立案が製造業で最も複雑で難しいといわれる鉄鋼業界で実績を持つとのこと。

 今回提供する導入支援サービスでは、複雑な計画が求められる業種でB-EN-Gが培った計画系導入方法論と、ERP導入にて培った大規模プロジェクト導入方法論を用いて、LOGISとの連携のもと、次世代計画への取り組みを業務構想から稼働まで、業務とシステムを一貫して支援する。

 B-EN-Gではこれまでも、SCM(サプライチェーン管理)計画系のソリューションを提供してきたが、今回、LOGIS Production Plannerをラインアップに加えることで、顧客が製造する製品やビジネス形態の広がり、迅速確実な納期の実現と効率的なオペレーションに対する要求の高度化に応えられるとした。

 なお同社は、LOGIS Production Plannerの導入支援サービスにより、今後5年間で10億円の売り上げを目指す。

石井 一志