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日立システムズとウイングアーク1stが協業、中小企業向け基幹業務システムの帳票機能を刷新

 株式会社日立システムズとウイングアーク1st株式会社は6日、中堅・中小規模製造業向けの業務システム分野で包括的に協業していくことを発表した。取り組みの第1弾として、日立システムズが販売する生産管理システムにウイングアーク1stの帳票管理ソリューションを組み込む。

サービスの連携イメージ

 日立システムズでは、製造業・流通業などの生産・販売管理を行う基幹業務システムとして「FutureStage」を展開している。一方のウイングアーク1stは、帳票の作成・運用・出力などを一括サポートするソフトウェア「SVF」の開発を手がけている。

 日立システムズによれば、帳票に関する要望がFutureStage利用者の間で近年増加していたという。そこで、SVFで実績のあるウイングアーク1stと協業。スピーディーな帳票作成、グローバル対応などが実現できたとしている。

 日立システムズでは今後FutureStageの拡販を強化。2016年度末までに35億円の販売を目指す。

森田 秀一