GMOクラウド、既存サーバーのまま大容量添付ファイルが送れる「シンプルメール」

　GMOクラウド株式会社は5日、メールで大容量ファイルを送信するためのクラウド型ゲートウェイ「シンプルメール byGMO」の提供を開始した。最も安価な「スタンダード」プランはディスク容量5GBで、1カ月契約時の月額料金が9800円（税別）。

「シンプルメール byGMO」の利用イメージ図

　すでに利用中のメールサーバー構成はそのままに、リレー設定変更を行うだけで、大容量ファイルをメール添付送信できるようにするための製品。1ファイルあたりの容量上限は1GBで、プランによって合計保存容量や保存期限、ダウンロード回数などが異なる。

　実際にメール添付されたファイルは、メール本文とは切り離され、ウェブサーバーへ自動アップロードされる。メール送信者と受信者には、ダウンロードURLとパスワードがそれぞれ別便で送られる仕組み。このため、新たなユーザーアカウント登録などを行う必要がない。

　「シンプルメール」全3プランとも初期費用は無料、対象ドメイン数は1個まで。「スタンダード」プランは全体で5GBまでファイルをアップロードでき、1つのファイルを3回までダウンロードできる。また、保存期間が7日間を超えたファイルは削除される。

　サービスの公開を記念したキャンペーンが12月4日まで実施される。期間中、2カ月以上の利用を契約すると、月額費用2カ月分がキャッシュバックされる。