ニュース

テクマトリックス、承認管理などを強化したソフト構成・変更管理ツール「AccuRev 6.2」

 テクマトリックス株式会社は、英Micro Focusのソフトウェア構成管理・変更管理ツール「AccuRev」の新版「同 6.2」を、2016年1月初旬より販売・出荷開始すると発表した。

 「AccuRev」は、従来のバージョン管理ツールにおけるブランチに加え、開発プロセスの可視化や管理が可能なソフトウェア構成管理・変更管理ツール。派生ソフトウェアの開発や同時並行で進む複雑なソフトウェアの開発、海外拠点と連携した分散開発、ソフトウェアプロダクトライン開発、Agile開発といった、さまざまな開発手法に適用できる柔軟性を持つという。

 今回の新版では、承認管理機能が強化され、ユーザビリティが向上したという。具体的には、途中でプロセスの差し戻しが発生した場合に、関連するドキュメントをワンクリックで前のプロセスのブランチに戻す「差し戻し」機能が追加された。また、ソフトウェア構成を俯瞰(ふかん)して確認できるStreamBrowserでは、構成ごとに好みの色を選択して表示できるようになったため、色分けによって、これまで以上にソフトウェア構成が見やすくなったという。

差し戻し機能の画面イメージ

 さらに、付属する課題管理ツール「AccuWork」でも、課題の親子関係をツリー構造で表示し、ドラッグ&ドロップなどのマウス操作で、課題同士を関連付けできるように改善した。

石井 一志