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富士通SSLがソリューション群「PoweredSolution」を拡充、4分野で46のソリューションを提供

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は4日、ソリューション群「PoweredSolution(パワード・ソリューション)」を強化・拡充し、同日より提供すると発表した。

 「PoweredSolution」は、富士通SSLが2000年から提供しているソリューション群。今回は、「Digital Platform」「Security」「Business Application」「Innovation」の4つのカテゴリを軸にソリューション体系を見直し、46のソリューションをラインアップしたという。

 このうち「Digital Platform」では、同社のインテグレーション技術に支えられたデジタルテクノロジー基盤を提供する。具体的には、データの品質を高め、かつデータ品質の推移モニタリングを可能にする「データクォリティソリューション」や、ビッグデータを含む社内外のデータを蓄積し、情報利活用を実現する各種ソリューションを新たに追加した。

 また、セキュリティの専門家集団が脅威からの防御を支援する「Security」では、「Blue Coatクラウドサービス」などを追加したほか、取り扱い製品を拡充。HSM(Hardware Security Module)などをラインアップに加えるとともに、「情報漏えい防止ソリューション」や「マイナンバー対策ソリューション」を新たに提供する。

 3つ目の「Business Application」では、自社製品を活用し長年提供してきた「Webサイト構築ソリューション」や「FAX業務支援ソリューション」などに加えて、グローバルでの統一したWebサイト構築を支援する「グローバルサイト統合ソリューション」、カスタマーエクスペリエンスの向上を促す「デジタルマーケティングソリューション」などを追加している。

 最後の「Innovation」でも、企業での共創活動や学校でのグループ学習などにおいて、イノベーションの活性化を支援する「共創支援ソリューション」と、2016年4月に施行される障害者差別解消法に向け、合理的配慮のための情報保障を提供する「合理的配慮対応ソリューション」を新たに追加した。

 なお富士通SSLは、今後、「PoweredSolution」とSIを両輪とし、顧客に対して最適なICTサービスを提供するとのこと。

石井 一志