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富士通SSL、PostgreSQLや認証基盤でのOSS導入支援ソリューション

導入から運用まで一貫したサポート体制を整備

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は30日、オープンソースソフト(OSS)のソリューション/サービスについて、メニュー体系を強化すると発表した。新たに「OSS導入ソリューション」を同日より提供開始し、以前から提供している「OSSサポートソリューション」「データベース移行ソリューション」と合わせ、3つの軸によって、導入から運用・サポートまでをワンストップで支援するという。

 富士通SSLでは2006年から、「OSSミドルウェアサポートソリューション」をはじめとするOSSの各種ソリューション・サービスを提供し、ノウハウを蓄積してきた実績がある。今回同社は、OSSビジネスの強化・拡充を目的として、自社ソリューション商品群「PoweredSolution」に新規カテゴリ「OSS」を追加。OSS関連のソリューション/サービスのメニュー体系をリニューアルした。

 その中で新たに提供開始する「OSS導入ソリューション」は、ユーザー企業のシステム要件に合わせて、OSSの導入(設計、構築、テスト)および技術支援を行うサービス。要件に合わせたライセンス体系で利用可能なため、導入コストを削減できるほか、OSS製品を利用することで、システム拡張や周辺システム導入時における調達の選択肢が広がるとのこと。

 具体的には、以下のようなメニューを提供する。

・認証基盤導入サービス(OpenAM/OpenLDAP)
・Active Directoryドメイン環境導入サービス(Samba)
・PostgreSQL導入サービス
・MySQL導入サービス
・運用監視導入サービス(Zabbix)
・バックアップ基盤導入サービス(Bacula)
・Matsue Ruby GW(グループウェア)「縁sys」導入サービス

石井 一志