サイボウズ、「cybozu.com」の事業拡大に伴い大阪と札幌に新拠点を開設

　サイボウズ株式会社は2日、クラウドサービス「cybozu.com」の事業拡大に伴い、大阪新オフィスと札幌新カスタマーセンターの2拠点を開設したと発表した。

　サイボウズでは、2006年に大阪営業所を設立。2014年からは関西の技術者を採用するために大阪開発拠点を設立している。今回、cybozu.comの顧客が順調に増えてきたことに加え、関西圏でのエンジニアの採用が好調なことから、営業所と開発拠点を統合した大阪新オフィスを、大阪梅田阪急ビルに開設した。

　大阪新オフィスも、東京オフィスと同様に「Big Hub for Teamwork」をコンセプトとして、リアルコミュニケーションを促進し、サイボウズのパートナーを含めたサイボウズチームの一体感を高めることを狙いとしていていると説明。東京オフィスと同じく、cybozu.comの導入相談ができるカフェを設置した。

　また、cybozu.comの契約増に伴って、顧客からの問い合わせも増えていることから、新たなカスタマーセンターを札幌市に開設した。札幌にセンターを開設した理由については、コンタクトセンターを積極的に自治体が誘致しており、安定した人材の確保が見込める点や、有事にも万全のバックアップ体制を整えるというBCP対策の点から、災害に強い立地環境であると判断したためと説明。センターの運営については、富士通コミュニケーションサービス株式会社をパートナーとして、これまで以上に高い品質のサービスを提供していくとしている。