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アシスト、電子フォームシステム「e.Form」がスマートフォンに対応

 株式会社アシストは19日、自社が取り扱う韓国I-ON Communicationsの電子フォームシステム「e.Form」において、新版「同 2.4.0」を同日より提供開始すると発表した。

 「e.Form」は、タブレット端末から利用可能な電子フォームシステム。既存の申込書や契約書、その他の申請用紙などをそのまま背景画像とし、入力フィールドを準備するだけで簡単に入力業務を電子化できるという。また、入力されたデータは暗号化されてサーバーに保管されるほか、未許可の端末はサーバーに接続できないなど、データの安全性を確保するために必要な機能が搭載されている。

 今回の新版では、新たにスマートフォンからの参照やデータ入力が可能になったため、「e.Form」導入時における利用者端末の新規導入コストを抑えられる。利用可能なOSはiOS 8とAndroid 4.xで、iOS端末ではiPhone 4s以降、Android端末ではSamsung Galaxy S3/S4/S5/S6/Note1/Note2/Note3/Note4と、LG G1/G2/G3/G4、Xperia Z1/Z2/Z3の各機種で検証済みとした。

 さらに「非対面作成」機能により、相手と直接対面しなくても、メールを使ってデータ入力やフォーム画面の作成を依頼できるようになった。あわせて、検索機能が向上し、フォーム作成日や名称に加え、作成者、シーケンス(連番)、利用者が入力した内容を対象として検索を行えるようになっている。

「非対面作成」機能

石井 一志