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キヤノンITS、ベストオブブリード型で提供する基幹業務ソリューション「AvantStage」

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は5日、基幹業務トータルソリューションの新コンセプト「AvantStage(アバントステージ)」を発表した。

 「AvantStage」は、大手・準大手の製造業や流通業向けに、業務ごとに適したアプリケーション製品を組み合わせるベストオブブリード型のアプローチで提供する、基幹業務トータルソリューションの新コンセプト。以前からキヤノンITSが提供してきた、各業務分野で評価されている業務システムパッケージを組み合わせる手法により、ユーザー企業ごとに適した基幹業務システムを、高品質・短納期・低コストで提供できるという。

 また、これまでのシステム構築経験とノウハウを活用し、パッケージ間で独自テンプレートを利用するなどして、個々の業務システム間のシームレスな連携を実現しているほか、オンプレミスとクラウドの双方に対応し、柔軟なシステム構成が可能な点も特徴とした。

 なお、AvantStageを構成する主要製品は以下の通り。

・FOREMAST(キヤノンITS):需要予測・需給計画
・MCFrame XA(B-EN-G):生産管理・原価管理・販売物流
・ASPROVA(アスプローバ):生産スケジューラ
・SuperStream-NX(スーパーストリーム):統合会計・人事/給与
・Web Plant(キヤノンITS):ワークフロー

 キヤノンITSでは、AvantStageについて、2017年までに50社の導入を目指すとしている。

石井 一志