ニュース

A10ネットワークス、集中管理システム最新版「aGalaxy 3.0」、DDoS攻撃対策の強化など

 A10ネットワークス株式会社は16日、ネットワークアプライアンス向け集中管理システムの最新版「aGalaxy 3.0」の提供を開始すると発表した。

 aGalaxy 3.0ではネットワーク上の問題の迅速な特定や、ネットワーク全体で一貫したセキュリティポリシーの適用が可能。従来対応していたアプリケーションデリバリーコントローラー「Thunder ADC」に加えて、DDoS防御専用アプライアンス「Thunder TPS」を新たにサポート。100GbEポートを搭載し、155Gbpsのスループットを実現する最新モデルの「Thunder 6635(S) 」などすべてのThunder TPSシリーズに対応し、数百台のThunder TPSへの迅速なポリシー展開や、ITタスクの自動化を集中管理することが可能となる。

 このほかの新機能としては、DDoS攻撃対策コンソールにより、管理者がDDoS防御用のテンプレート設定や防御パラメータを即座に適用することが可能。複数のソースからデータを収集、集計し、現在受けている攻撃を監視するための測定データを提供する統合的なDDoS攻撃の可視化機能、詳細なログイング機能とステータスカウンターなどの機能も提供する。

 aGalaxy 3.0の価格(税別)は162万5000円から。(テクニカルサポート費用は別途。仮想アプライアンス版の場合)。

三柳 英樹