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日本事務器、トレンドマイクロの「Cloud Edge」を利用したマネージドゲートウェイサービス

 日本事務器株式会社(以下、NJC)は、クラウド型セキュリティ対策サービス「あんしんプラスシリーズ」において、ゲートウェイセキュリティマネージドサービス「Cloud Edge あんしんプラス」を10月より販売開始すると発表した。トレンドマイクロ株式会社のクラウド型セキュリティBOX「Cloud Edge」をベースに提供する。月額標準価格は、1サイトあたり8300円(税別)から。

 「Cloud Edge あんしんプラス」は、クラウドとゲートウェイアプライアンスが連携することにより、社内への通信を検査して、脆弱性を狙った攻撃を検出・防御できるようにするサービス。サイバー攻撃などで犯人が利用するボット通信も検知できるほか、ボットに指令するC&Cサーバーとの通信も遮断可能という。

 また、内部犯によるネットを経由した情報漏えいも防止できるとのことで、従来型のファイアウォールだけでは制御が難しい、HTTP/HTTPS通信を利用したアプリケーションに対しても、あらかじめ設定したポリシーに基づいて通信を検出・ブロックする。

 導入・運用にあたっては、セキュリティの各設定、インシデント監視、バージョンやファームウェアのアップデート、レポート、ハードウェア保守、ヘルプデスクなど、面倒な管理はNJCの総合監視センターで実施するため、ユーザー企業による作業を最小限に抑え、セキュリティ対策を効率的に管理・運用すできるよう支援するとした。

 なおNJCでは、2015年度に1300台の導入を目標としている。

石井 一志