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イーセクター、マイナンバーセキュリティの標的型攻撃対策として「FFR yarai」を販売

 株式会社イーセクターは15日、同社が販売するマイナンバーセキュリティソリューションに、株式会社FFRIが開発したエンドポイント型標的型攻撃対策ソフトウェア「FFR yarai」を追加し、提供を開始した。

 「FFR yarai」は、標的型攻撃で利用される未知の脆弱性やマルウェアの検知・防御に特化した標的型攻撃対策ソフトウェア。従来のセキュリティ対策で用いられているシグニチャやパターンファイルなどに依存せず、標的型攻撃で利用される攻撃の特徴を5つのヒューリスティックエンジンによりさまざまな角度から分析。未知の脅威に対して高い精度で攻撃を検知・防御する。

 イーセクターでは、標的型攻撃について、マイナンバー制度を目の前に民間企業にもアンチウィルスだけでは安心が担保できず、対策が必要となっていると説明。これまでも各種のセキュリティソリューションを取り揃えていたが、不正アクセスまたは不正ソフトウェアから保護する仕組みを導入し、適切に運用するというマイナンバーガイドラインを遵守する目的で、標的型攻撃の入り口対策を追加したとしている。

三柳 英樹