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ラネクシーのクライアント操作ログ管理ソフト新版、スタンドアロン製品の導入工数を削減

 株式会社ラネクシーは9日、クライアント操作ログ管理ソフトウェア「MylogStar 3」の新版「同 Release4.2」を発表した。9月11日より受注を開始し、9月16日から出荷開始する。

 MylogStar 3は、内部統制において企業に求められる監査証跡管理機能や、デバイス制御機能とアプリケーション起動制御などによる情報漏えい対策、問題発生時の原因究明と拡散防止を容易にする追跡機能を提供するクライアント操作ログ管理製品。導入環境にあわせて1台のスタンドアロンPCからクライアント3万台のエンタープライズシステムまで、規模やコストにあわせたさまざまなラインアップを用意している。

 今回の新版では、マイナンバー対策におけるセキュリティ強化を検討する際、対策が必要な環境にピンポイントで導入可能なスタンドアロン製品「MylogStar 3 Desktop」「MylogStar FileServer」において、データベース(SQL Server 2008 R2 Express)のセットアップウィザードを追加し、導入工数を削減できるようにした。これにより、小規模環境での操作ログ管理のスモールスタートを支援するという。

 さらに、大規模環境での操作ログ管理に適したサーバー/クライアント型製品に関しても、Citrix XenApp 7.6およびXenDesktop 7.6への対応や、SQL Server 2014、Exchange Server 2010上での動作対応を行い、より広い導入環境で利用可能にしている。

 このほか、MylogStar Agentと他アプリケーションとの干渉が発生した場合に使用する「MylogStar Console」のポリシー設定「APIフック除外アプリケーションリスト」「通信監視アプリケーションリスト」を追加した。

石井 一志