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iOS向けバーコード検品アプリ「Pittaly」とサイボウズの「kintone」が連携

クラウド上でバーコードによる在庫管理システムを構築可能

 ユーザックシステム株式会社は27日、自社のiPhone向けバーコード検品アプリ「Pittaly(ピッタリー)」と、サイボウズ株式会社の業務アプリクラウド「kintone」を連携するAPIを開発したと発表した。同日より、PittalyのWebサイトで無償提供を開始する。

 Pittalyは、iPhone(iOSデバイス)で利用するバーコード検品アプリ。iPhoneのカメラ、あるいはスキャンジャケット、バーコードスキャナなどを利用することで、従来のハンディターミナルのようなバーコード検品業務を実現でき、PCが置けない小規模な店舗やイベント会場、ルートセールスなどにおいて、発注や売り上げ、棚卸しといった用途で活用されているという。

 また、基幹システムとデータ連携できる「Pittalyクラウドサービス」も提供されており、このサービスと、今回開発したkintone連携APIを利用すれば、kintone上で開発した業務アプリとのデータ連携を自動化できる。

 ユーザックシステムでは今後、既存システムとは別に、クラウド上で在庫管理を手軽に構築したい企業や店舗に対して、kintoneとPittalyをセットにしたソリューションの提供を促進するとのこと。

 PittalyアプリはApp Storeより無償でダウンロード可能。Pittalyクラウドサービスは初期費用5万円(税別)、端末1台あたり月額2000円(税別)で提供されている。

石井 一志