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テラスカイ、ERP「SuperStream-NX」をSaaSモデルで提供

 株式会社テラスカイは17日、スーパーストリーム株式会社と、同社が開発・提供しているERPパッケージ「SuperStream-NX」の販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴いテラスカイは、同日よりSaaS型で提供開始する。なお、SuperStream-NXをSaaS型で提供している企業は複数あるが、SaaSに特化して提供しているのはテラスカイが初めてという。

 テラスカイではこれまで、複数のクラウドサービスを組み合わせ、個々の企業にマッチするERPを提供する「クラウドERPコンシェルジュサービス」を提供してきた。今回、SuperStream-NXの代理店となり、Amazon Web Servicesのクラウド基盤などを利用してSaaSモデルでの提供を行うことで、ERPのすべてのパーツを包括し、クラウドで提供可能になるとのこと。

 これによりユーザー企業は、クラウドERPをワンストップで利用できるようになるため初期費用を抑えた、短期間でのクラウドERP実装を行えるとしている。

 なおテラスカイは、3年で50社へのSuperStream-NX導入を目指す。

石井 一志