ニュース

NEC、攻撃事例に基づいた体験型サイバー攻撃防御演習を9月より提供

 日本電気株式会社(NEC)は、サイバー攻撃の発見から対処・報告まで、一連の流れ(インシデントハンドリング)を体験しながら学べる演習プログラム「実践!サイバーセキュリティ演習-インシデントレスポンス編-」を、9月より提供開始する。価格は、1人あたり20万円(税別)。

 この演習は、企業や官公庁などの情報システム管理者や情報セキュリティ担当者が、サイバー攻撃に適切に対処できるスキルを実際の攻撃事例に基づいて学べるプログラム。2013年度および2014年度に、総務省の実証実験「実践的サイバー防御演習(CYDER)」の実施を通じて培った経験を活用して演習プログラムを構成しており、NECマネジメントパートナー株式会社から提供する。

 具体的には、受講者が、ある組織の情報システム管理者(セキュリティ担当)として、インシデントの発見、報告、問題個所の特定、隔離、分析、解析、被害状況の確認など、インシデントハンドリングの一連の流れを、実際にPCを操作しながら学習できるようにしている。

 日程は2日間で、第1回は9月17~18日に東京都港区で実施される予定。

石井 一志