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アスク、Synologyの2Uラックマウント型NAS「RackStation RS18016xs+」発売

 株式会社アスクは、Synology製のエンタープライズ向け2Uラックマウント型NASストレージ「RackStation RS18016xs+」と、専用の12ベイ拡張ストレージユニット「RX1216sas」の販売を発表した。予想市場価格(税別)は、「RS18016xs+」が110万円前後、「RX1216sas」が55万円前後。出荷は7月下旬予定。

RackStation RS18016xs+
RX1216sas

 「RackStation RS18016xs+」は、2Uラックマウント型の12ベイNASで、3.5/2.5インチのSAS/SATAドライブ12台が搭載可能。CPUはIntel Xeon E3 3.3GHz(クアッドコア)、メモリ8GB(DDR3 ECC)を搭載し、VLANを使用したRAID 5構成で3900MB/sを超えるスループット、34万8000IOPSを実現する。

 電源システムの冗長化に対応する2基の電源ユニット、4基のギガビットイーサネットを備え、ハードウェアの故障においても冗長性を確保。10GbE NICをサポートするデュアルPCI Express 3.0 x8スロットも備える。

 特定した時点のデータを復元するスナップショットテクノロジーや、最新のストレージ技術を採用したBtrfsファイルシステムに対応し、ユーザーアカウントに加えて共有フォルダーの割り当て容量の調整、内蔵データの整合性チェックなどの機能が利用できる。

 オプションの12ベイ拡張ストレージユニット「RX1216sas」を14台まで増設することができ、最大180台のSAS/SATAドライブ搭載に対応する。

三柳 英樹