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メガソフト、LAN対応通信ユニット付きFAXサーバー構築システム 仮想環境にも対応

 メガソフト株式会社は、業務システム向けFAXサーバーシステム「STARFAX Server EX」を7月15日に発売する。LAN接続に対応した通信ユニットとFAXサーバーソフトをセットにしており、仮想化環境でもFAXサーバーを構築できるという。価格はオープン。

 「STARFAX Server EX」は、業務システムと連携してFAX送受信環境を構築できるFAXサーバーソフトと、高速FAX通信規格「Super G3」に対応した通信ユニット「FAXボックス」をセットにしたFAXサーバーシステム。一台のFAXボックスにはアナログ4回線(INS64版は2回線)のFAXモデムが内蔵されており、FAXボックスを8台接続すれば、最大32回線に対応するFAXシステムが構築できるという。

 FAXボックスには、アバール長崎社製のハードウェアを採用。LANインターフェイスを搭載しているので、FAXカードが使用できない仮想環境での業務システムにもFAX送受信機能を組み込めるとのこと。

仮想環境でのシステム構成例

 さらに、所定のフォルダにファイルを置くだけでFAXを送信でき、受信FAXを所定フォルダに保存する「ファイル de FAX」機能や、受信したFAXを別のFAXやメールにしたり、指定したプリンタに自動で印刷したりできる「転送・印刷」機能を搭載。ナンバーディスプレイにも対応し、受信したFAX番号による自動振り分けや、特定番号からのFAX受信拒否なども行える。

石井 一志