ニュース

メガソフト、受信FAXの閲覧管理をWebブラウザで行えるサーバーソフト

 メガソフト株式会社は13日、受信したFAXをWebブラウザで閲覧管理できるFAXサーバーソフト「STARFAX Server SDK WebKit」を発表した。5月14日より販売開始する。価格はオープン。

 メガソフトでは、最大16回線に対応し、受発注管理や帳票管理などの業務システムと連携できるFAXサーバーソフト「STARFAX Server SDK」を販売している。今回提供されるSTARFAX Server SDK WebKitでは、STARFAX Server SDKのFAXサーバー機能に加えて、WebブラウザでFAX書類の送受信、受信FAXの管理ができるユーザーインターフェイスを提供するという。

 利用にあたっては、専用のクライアントソフトをインストールする必要はなく、使用するOSに依存しないことから、サーバーの設定次第で、外出先や移動中にモバイルPCから利用可能。スマートデバイス端末からもFAXの送受信を行える。また、受信したFAX書類に既読マークを付けたり、コメントを付記したりする機能も備えているので、部署内で受信書類の確認履歴や対応状況を共有できるとのこと。

 加えて、受信回線はもとより、特定の送信先からのFAXについては閲覧できる人を制限する「回線フィルタ」「電話帳フィルタ」機能を搭載し、FAXの弱点だったセキュリティにも配慮したとしている。なお、これらの機能を利用するには、ナンバーディスプレイ対応のFAXモデムが必要になる。

 対応OSは、Windows Server 2012/2008/2008 R2/2003/2003 R2と、Windows 8.1/8/7/Vista。なお、STARFAX Server SDKのユーザー向けに、WebKit単体も提供する。

石井 一志