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テラスカイ、SkyOnDemandにSalesforce Lightning Connect対応機能を搭載へ

 株式会社テラスカイは8日、クラウド型連携サービス「SkyOnDemand」をSalesforceのLightning Connect機能に対応させると発表した。2016年初頭に予定している、SkyOnDemandの次回バージョンアップで実装するという。

 SkyOnDemandは、Salesforceなどのクラウドサービスと、ほかのクラウドサービス、あるいは企業内の基幹システムなどとのデータ相互連携を容易に行えるクラウド型連携サービス。一方のLightning Connectは、外部ソースに接続してデータにアクセスできる、Salesforce1 Platformの連携機能である。

 このLightning Connectでは、外部システムのデータをリアルタイムでSalesforceアプリケーションオブジェクトに統合し、データをコピーすることなく、アプリケーション上に表示したり利用したりできるが、開発者はLightning Connectのアーキテクチャを理解し、ODataにのっとった実装をする必要があるという。しかしSkyOnDemandを利用すると、実装時に必要なこれらの技術を吸収可能なため、Salesforceとの統合を簡素化し、統合に要する時間やコストを短縮できるとした。

石井 一志