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システム連携クラウド「SkyOnDemand」のAWS対応などを強化

 株式会社テラスカイは22日、パブリッククラウドサービスと企業内の基幹システムや他のクラウドサービスとのデータ相互連携を実現する「SkyOnDemand」に新機能を追加し、3月1日より提供開始すると発表した。

 「SkyOnDemand」は、SalesforceやAmazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドサービスと、オンプレミスやクラウドサービスとのデータ連携を実現する、クラウド型連携サービス。データ連携をドラッグ&ドロップで設定することができ、短期間で柔軟な連携構築を実現する。

 今回のバージョンアップでは、AWSとの連携機能強化や、運用の利便性を高める複数の機能が強化された。まずAWS関連では、Amazon RedshiftやAmazon SQSアダプタが追加されたほか、Amazon S3アダプタの強化により、Amazon S3へのアップロード時にサーバーサイド暗号化、およびクライアントサイド暗号化が行えるようになった。さらにAmazon RDSアダプタも強化され、MySQL 5.6、Oracle、SQL Server、PostgreSQLに対応している。

 加えて、連携サーバーに登録されたサービスのスクリプトをAmazon SQSを経由して実行するインターフェイス「ScriptRunner for Amazon SQS」を追加した。これまでは、JP1などの運用監視ツールから連携処理を呼び出す場合、SOAPプロトコルなどで呼び出していたが、この機能によりメッセージキュー経由で呼び出せるようになったという。

 ビッグデータ関連では、CSVファイルやデータベースとの連携速度を改善。さらに、スクリプトコンポーネントの機能強化を行った。これまでは、繰り返し処理はループごとにログが出力されるため、ループ回数に比例してXMLログの出力容量が大きくなっていたが、ループごとにログを出力するかどうかや、ログレベルの変更が可能になるため、パフォーマンスが向上するとしている。

 このほかネットワークについても強化が行われ、従来の専用線VPNに加えて、IPsecによるインターネットVPNにも対応している。

石井 一志