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NTTコムウェア、超高速開発ツール「GeneXus」で企業のITコスト削減を支援

ジェネクサス・ジャパンとビジネスパートナー契約を締結

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(NTTコムウェア)は6月30日、ジェネクサス・ジャパン株式会社とGeneXusビジネス・パートナー契約を締結したと発表した。超高速開発ツール「GeneXus」を用いて顧客企業のITコスト削減を支援するという。

 「GeneXus」は、業務仕様を入力することにより、プログラムの自動生成とデータベース構造の自動設計を行えるツール。データモデルとビジネスロジックをツール上で定義することにより、データベース、アプリケーションのソースコード、および実行モジュールを自動生成できるため、開発プロセスの自動化により、開発コスト・開発期間の大幅な短縮が可能になるという。

 また業務仕様と技術資産(プログラム)を分離する仕組みにより、「業務ルールの変更」や「実行環境の変化」をシステムへ迅速に反映可能。システムライフサイクル全体を通じ、TCOの削減と柔軟なICT環境の整備を両立できるとした。

 NTTコムウェアでは、これまでもこのツールを用いて、従来型スクラッチ開発と比べて最大50%のシステム開発コスト削減を実現してきたとのことで、今回は、見直しが行われたGeneXus Japanパートナー制度に基づき、新たな契約を締結。さらに有利な条件で、GeneXusを活用できるようになったとしている。

 同社は、「ITコスト削減はしたいがパッケージシステムが適合しない部分がある」といった悩みを抱える企業に対し、「GeneXus」を用いたシステム開発を提案し、ITコストの削減を支援したい考えだ。

石井 一志