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iOS端末をAirPlayでリモートサポート、スプラッシュトップ「GetHelp 360 Suite」

 スプラッシュトップ株式会社は25日より、企業向けのリモートサポート製品「Splashtop GetHelp 360 Suite」の販売を開始した。コールセンター事業者や社内ヘルプデスクなどでの導入を想定している。

 GetHelp 360 Suiteは、PC/Mac/Chromebook環境からリモートでクライアント側端末に接続し、実際の表示画面を確認できるツール。製品バリエーションは2種類あり、「GetHelp360 PC」はクライアント側端末がWindows/Mac限定、「GetHelp360 mobile」ではiOS/Android/Chromebookにも対応する。

 スプラッシュトップでは、iOS端末をリモートサポートできる製品はGetHelp360 mobileが国内初としている。具体的には、iOS端末のAirPlay機能を活用。サポート担当者が発行したIDをクライアント側端末にインストールしたGetHelp 360用アプリに入力するとセッションが確立し、AirPlayミラーリングの配信先リストにサポート担当者の端末が表示される。

 GetHelp 360 Suiteの販売は代理店を通じて行われる。米国では2014年11月から提供を開始しており、100万台以上のPCのリモートサポートに活用されているという。

森田 秀一