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ビーウィズ、「マイナンバー適正収集サービス」を販売開始

 パソナグループのBPOサービスベンダーであるビーウィズ株式会社は22日、社会保障・税に関わる番号制度(マイナンバー制度)に対応した「マイナンバー適正収集サービス」の販売を開始した。サービスは10月から順次提供を開始する。

 マイナンバー制度の開始に伴い、企業・団体は従業員および個人取引先からマイナンバーを取得し、適正な収集・保管・管理・利用を行うことが求められる。今回の制度開始にあたっては、現在の従業員から一括収集を行う必要があり、人事部門においては年末調整業務との時期の重複が考えられるため、例年以上に業務負荷が高まることが懸念されている。

 ビーウィズの「マイナンバー適正収集サービス」では、マイナンバーの収集案内の作成・送付から提出受付、本人確認の実施、管理システムへの登録までを一括で代行することで、企業の業務負荷や対応コストを低減する。また、収集業務に付帯して発生する問い合わせ受付や未提出者提出勧奨、不備解消なども、ビーウィズのマイナンバー業務専用BPOセンターで一括で実施し、企業が自社で対応を行う際の煩雑な進捗管理や個別対応等の負荷が削減できる。さらに、ビーウィズがこれまでのBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業で培ったセキュリティ体制により、法やガイドラインで求められる適切な安全管理措置を実施するとしている。

 ビーウィズは、多数のBPOサービス受託実績から、業務の設計・構築・運用面において豊富なノウハウを保有しており、マイナンバー収集実務においても効率的なサービスの提供が可能と説明。顧客企業ごとの要望に応じ、BPO、オンサイト委託、派遣サービスの全サービス形態での運用提案が可能で、各社で選択したマイナンバー収集・管理システムに合わせての対応、提携システム会社の紹介など、要望に合わせた柔軟なサービスを実現するとしている。

三柳 英樹