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ネットワールド、仮想インフラ統合アプライアンス「EMC VSPEX BLUE」を販売

 株式会社ネットワールドは19日、EMCジャパンの仮想インフラ統合アプライアンス「EMC VSPEX BLUE」を、同日より販売開始すると発表した。

 EMC VSPEX BLUEは、仮想インフラを構築するのに必要なソフトウェアを統合した、2Uサイズのハードウェアアプライアンス。VMwareの最新のハイパーコンバージドインフラ「VMware EVO:RAIL」をベースに、EMCの管理ソフトウェアやデータ保護ソフトウェアを搭載している。

 1台で100台以上の仮想サーバー環境を迅速に構築できる能力を持ち、運用・管理が非常に簡単なアプライアンスであることから、ネットワールドでは、大規模ユーザーだけでなく、専任の管理者がいない中小企業、公共施設、文教機関などの市場にも拡販する考え。さらに、販売パートナー向けの製品評価プログラムやトレーニングも提供するという。

EMC VSPEX BLUE

 またネットワールドは、EMCジャパンの発表と同時に、顧客に導入する機器を出荷前に検証・構築する自社内の施設「Pre Integration Center(PIC)」に、EMC VSPEX BLUE専用スペースを設けているとのこと。

 参考価格例(以下、すべて税別)は、メモリが128GBの「スタンダードモデル 平日9時~17時 翌日オンサイト保守1年込み」が2200万円、「スタンダードモデル 24時間365日4時間オンサイト保守1年込み」が2300万円。メモリが192GBの「パフォーマンスモデル 平日9時~17時 翌日オンサイト保守1年込み」が2430万円、「パフォーマンスモデル 24時間365日4時間オンサイト保守1年込み」が2560万円など。

 なお、販売開始を記念して、標準価格の半額以下で提供するキャンペーンも実施され、例えば、パフォーマンスモデル(SFP+)をベースに、平日9時~17時 翌日オンサイト保守 1年をあわせた「VMware vSphereロイヤリティープログラムパック」を999万8000円(限定5台)で提供する。

 ネットワールドではEMC VSPEX BLUEについて、初年度50台の販売を目標としている。

石井 一志