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ネットワークシステムの性能状態を容易に可視化、TISがSaaS型性能監視サービス

 TIS株式会社は17日、ポータルサイトからリアルタイムでのシステム性能監視を行える「SaaS型性能監視サービス」を発表した。

 「SaaS型性能監視サービス」は、TISデータセンターの構内回線やインターネット経由でシステムの性能監視を行えるSaaS型サービス。初期費用不要、月額3万5000円(10ホスト)からと低コストなほか、最小1カ月から利用できるため、手軽にシステムの性能監視を始められるという。

 監視機能は、アイビーシー株式会社の性能監視ソフトウェア「System Answer G2」をベースとしており、システム性能情報のリアルタイムモニタリングやデータ蓄積を基本機能として提供する。モニタリングでは、ネットワーク、サーバーリソース、ディスクなどの性能情報を1分間隔で収集し、3年分を保管。取得した性能情報をリアルタイムにポータルサイトで公開するとした。

 加えて、TISの長年の運用実績をもとにした、性能監視に付帯する各種オプションサービスを提供。リソースしきい値・ベースライン検知時の電話通知などの運用サポートサービスから、性能情報を分析し改善提案を行うコンサルティングサービスまで、多彩なオプションを利用することで、ライフサイクルをトータルにサポートし、ユーザーの個別ニーズに合わせたシステム運用を可能にするとした。

 価格は、基本機能の性能監視が月額3万5000円(10ホスト)。オプションサービスの障害通知サービスが月額2万4600円(10件)、稼働実績レポートが3万5200円(10ホスト)、導入支援サービスが7万7000円から。改善対応や分析サービスは個別見積もりとなる。

石井 一志