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レノボ、Xeon E3-1200 v3を搭載可能な1ソケットの1Uラック型サーバー「ThinkServer RS140」」

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は16日、x86サーバーのラインアップに1Uラック型の1ソケットサーバー「Lenovo ThinkServer RS140」(以下、RS140)を追加すると発表した。価格は10万6000円(税別)から。

Lenovo ThinkServer RS140

 「RS140」は、フロントエンドサーバーなどでの利用に適した1ソケットサーバー。Xeon E3-1200 v3シリーズを含むインテル製プロセッサを1基搭載し、最大32GBのDDR3メモリと最大8TBのストレージを内蔵できる。システム管理機能としては、Intel AMT 9.1を利用可能。業界標準技術を採用しているため、既存のIT基盤へ追加して統合管理を容易に行えるほか、単体で分散環境に設置するサーバーとしても活用可能とした。

 また1Uサイズ、奥行き41.1cmの省スペース型で、システム装置単体の最大重量は7.36kgと軽量なため、搭載するラックを選ばない点もメリット。VGA出力とは別にDisplay Portを1基標準装備するなど、データセンター内での利用にとどまらず、店舗などでの利用も想定しているという。

 さらに、標準同梱されるThinkServer EasyStartupによって、WindowsやLinuxなどの動作確認済みOSを迅速に導入可能。標準装備の内蔵RAIDコントローラ使用時は、電源投入から1分弱でOSが起動する高速性を備えている。

石井 一志