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OSK、製造原価管理を強化した生産管理システム「Raijin」

 株式会社OSKは、生産管理システム「生産革新Raijin(雷神)SMILE BS 2nd Edition Rel.4」(以下、Raijin)と「原価オプション」を、7月31日から販売開始する。

 「Raijin」は、受発注管理や生産計画、所要量計算、製造管理、工程進ちょく管理、在庫管理、請求入金管理などが行える、製販一気通貫型の生産管理システム。標準品・規格品などの“繰返生産”に加え、特注品や個別仕様品などの“個別受注生産”にも対応する。

 今回発売する「Raijin」と「原価オプション」では、実際原価管理機能が大幅に強化された。標準原価(下位構成から上位に直接費および間接費の標準原価を積み上げた原価)と比較しながら、より正確できめ細かな実際原価計算が可能になるという。

 また、製番別個別原価に加え、品目別月次原価の両モードに対応し、費目に設定した部門および製番の配賦基準に基づいて、間接費への配賦を行えるとのこと。これにより、原価精度が向上し、原価低減の推進を支援するとしている。

 価格は、「Raijin」が380万円(税別)、原価オプションが50万円(税別)。また利用にあたっては、OSKの「SMILE BS 販売スタンダード」が別途必要となる。

石井 一志