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東芝とMicrosoftがIoTソリューションの提携で合意

 東芝は3日、MicrosoftとIoT(Internet of Things)ソリューションにおける提携に合意し、覚書を締結したと発表した。東芝のIoTデバイス(センサーなど)とMicrosoft Azureを連携させ、さまざまな課題を解決するIoTソリューションを、複数の事業領域において2015年中に展開するという。

 合意に基づき、IoT機器向けアプリプロセッサ「ApP Lite」、ドライビングレコーダなどのセンシングデバイスやクラウドストレージなどの東芝製品・サービスと、Azureを構成するIaaS、Azureへの専用線接続サービス「Azure ExpressRoute」、データ分析・機械学習サービス「Azure Machine Learning」などのクラウドプラットフォームを組み合わせることで、新たな価値の創造に挑む。

 まずは物流市場向けに、東芝センシングデバイスで測定したデータをAuzreで収集・分析するIoTソリューションを2015年中に提供するとのこと。

 東芝は現在、IoTソリューションなどにより、さまざまな課題を解決することで安心・安全・快適な社会である「Human Smart Community」の実現をめざす事業推進を加速している。

川島 弘之