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共通技術でオンプレとクラウドに対応、日本ラドウェアのWAFサービス「Hybrid Cloud WAF」

 日本ラドウェア株式会社は1日、クラウドベースのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)サービス「Hybrid Cloud WAF」を発表した。

 Hybrid Cloud WAF Serviceは、クラウドサービスとしてWAF機能を提供するサービス。SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどの攻撃からWebアプリケーションを防御できるほか、DDoS攻撃の緩和機能も提供するという。さらに、正常なトラフィックに影響を与えることなく、誤検知を最低限に抑えられる点も特徴とした。

 また、これを利用すると、オンプレミス、クラウドの両方のアプリケーションに対して、共通のテクノロジを用いてセキュリティ機能を提供するとのこと。ラドウェアでは、Hybrid Cloud WAFは、オンプレミスにある機器とクラウドで提供されるWAFテクノロジとのギャップを埋め、包括的な検知/緩和ソリューションを提供できるとした。

 ラインアップには、アプリケーションに対する100MbpsまでのHTTP/Sトラフィックモニタリングを提供する「Silver」をはじめ、3つのサービスレベルを用意した。Silverでは、セキュリティポリシーは1つ設定でき、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、一般的なWeb攻撃に対応するアプリケーションセキュリティポリシーが適応される。DDoS対策は1Gbpsまで対応する。

 参考価格は月額30万8000円から。

石井 一志