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デル、Xeon E7 v3採用の4ソケットサーバー「PowerEdge R930」

 デル株式会社は19日、4ソケットのx86サーバー「Dell PowerEdge R930」を発表した。インメモリデータベース、OLTP/OLAP、CRM、ERPなど、要求の厳しいエンタープライズアプリケーション向けに設計されている。価格は190万8200円(税別)から。

Dell PowerEdge R930

 PowerEdge R930は、4Uサイズの筐体に、CPUあたり最大18コアを備えるXeon E7 v3シリーズを最大4基搭載可能なx86サーバー。前世代と比べて22%のパフォーマンス向上を実現したほか、ディスクを最大24台、メモリを最大64TB(64GB DIMM採用時)できるなど、柔軟な拡張を可能にしているという。またXeon E7 v3のRAS機能により、ミッションクリティカルなアプリケーションを保護することも可能とした。

 ディスクについても、SSDとHDDの混在に対応。SanDiskのDASキャッシュを用いたSAS SSDとHDDのハイブリッド構成も利用可能で、オールフラッシュ構成時と比べて23%のコスト削減を、オールHDD構成時と比べて約9倍のパフォーマンス向上をそれぞれ実現する。さらに、最大8個のNVMe PCIe SSDを搭載でき、高度なパフォーマンスを提供できるとのこと。

 管理面では、「Dell Remote Access Controller(iDRAC)」が内蔵されており、サーバーのライフサイクル管理タスクをシンプル化・自動化できる。

石井 一志