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B-EN-Gが米BEANCUBEと協業、米国内でERPパッケージ「A.S.I.A.」を拡販

 東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)と米BEANCUBEは19日、B-EN-GのグローバルERPパッケージ「A.S.I.A.(エイジア)」を、米国内でセールスパートナーとして拡販すると発表した。

 BEANCUBEは、アメリカの西海岸をベースに、米国内各地の日系企業へシステム導入やコンサルティングといったサービスを提供している企業。日系現地法人向けの会計・販売管理ソリューションとしてA.S.I.A.を選択したとのことで、すでに日系製造業向けに、A.S.I.A.の導入支援および保守を提供している。

 今回の協業では、近年増加傾向にある米国内の需要に対応し、A.S.I.A.の提案、導入、サポートを同国内で提供可能になった。これにより、日系企業の米国内における多様なニーズに応えられるようになったとのこと。

 BEANCUBEがA.S.I.A.を選択した理由としては、以下の4つを挙げている。

・多通貨、国際会計基準に対応
・英語、日本語の切り替え、マルチランゲージに対応
・米国法人への導入実績あり
・米国をきっかけにメキシコや南米への展開も可能

 なお、A.S.I.A.は開発当初から英語に標準対応しており、米国はもちろんのこと、東南アジアなど多くの国々で英語でも利用されている実績を持つ。今後、両社は米国内でのA.S.I.A.の販売およびマーケティング活動を強化し、今後3年間で合計20社の導入を目指す。

石井 一志