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富士通、11.6型フルHDのWindowsタブレット「ARROWS Tab Q665/L」

Core Mを搭載、防水・防塵にも対応

 富士通株式会社は18日、企業向けWindowsタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tabシリーズ」において、11.6型フルHDディスプレイ(1920×1080ドット)を搭載した「ARROWS Tab Q665/L」を発表した。価格は15万4600円(税別)からで、6月下旬の提供開始を予定する。

ARROWS Tab Q665/L

 「ARROWS Tab Q665/L」は、OSにWindows 8.1 Proを搭載可能な企業向けの11.6型タブレット。冷却ファンが不要なCore Mプロセッサを採用し、最大約10.1時間の長時間駆動を達成しながらも、約795gの軽量化を実現しているという。

 また、筐体は防水(IPX5/7/8)・防塵(IP5X)も対応するほか、使用後にアルコールでふき取って清潔な状態を維持できる耐薬品機能も備えているので、衛生面での配慮が必要な場面でも利用できるとした。

 セキュリティ面では、指紋センサーを標準搭載し、カスタマイズではセキュリティチップ、NFC、スマートカードスロットを搭載可能。無線WANモデルは、リモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」にも対応する。

 なお、オプションのキーボードを利用すればクラムシェル型ノートPCのように利用することもでき、多様な場面で利用できるとのこと。

 CPUはCore M-5Y31(0.90GHz、2コア)またはCore M-5Y10c(0.80GHz、2コア)、メモリは4GB(最大8GB)、SSDは暗号化機能付きの128GB(最大では同256GB)で、OSはWindows 8.1/8.1 Pro(64ビット)以外に、Windows 7 Professional(32ビット/64ビット)も選択できる。

 インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0、microSD、Micro HDMI出力、音声入出力などを備えるほか、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0、LTE(オプション)といった通信機能も利用可能。500万画素(背面)と200万画素(前面)のカメラも搭載した。

 サイズは294.8×192.4×11.9mm。

石井 一志