ニュース

ミラクル・リナックス、監視台数50台以下の環境に向けた「MIRACLE ZBXサポートインシデント」

 ミラクル・リナックス株式会社は21日、エンタープライズ向け統合システム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX」のサポートサービス「MIRACLE ZBXサポートインシデント」を発表した。5月1日から提供開始する。

 MIRACLE ZBXは、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」をベースにミラクル・リナックスが開発した、エンタープライズ向けのシステム監視ソリューション。今回発表された「MIRACLE ZBXサポートインシデント」では、小規模環境向けに、MIRACLE ZBXの標準的なサポートメニューである「MIRACLE ZBX サポートスタンダード」と同等のサポート内容を提供する。

 違いは、「MIRACLE ZBX サポートスタンダード」が年間契約なのに対し、「MIRACLE ZBXサポートインシデント」は問い合わせ(インシデント)件数ベースで料金が設定されている点。また、前者では監視対象数が無制限だが、後者では50台以下に限定される。

 MIRACLE ZBX サポートスタンダードでは、修正版の入手およびパッチなどの更新情報を案内するほか、インストール方法・操作設定・機能案内、障害解析、ダンプ解析・ソースコード解析、修正版の提供を行っており、「MIRACLE ZBXサポートインシデント」でもこれと同等のサポートが受けられる。

 価格例は、年間問い合わせ件数5件で40万円(税別)/年、10件で年間70万円(税別)/年など。必要に応じて追加購入も可能とした。

石井 一志