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NTT東日本、オンラインストレージ上のMS Office文書を直接編集可能にするオプション

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は14日、オンラインストレージサービス「フレッツ・あずけ~る」のオプションサービスとして、「フレッツ・あずけ~る」上に保存したWord、Excel、PowerPointの文書を直接編集できる「MS Office Online on あずけ~る」を発表した。4月15日より提供開始する。

 「フレッツ・あずけ~る」は、NTT東日本が提供する回線サービス「フレッツ光」契約者向けのオンラインストレージサービス。今回発表された「MS Office Online on あずけ~る」では、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Office 365」のうち、Word Online、Excel Online、PowerPoint Onlineの機能に絞って提供する。

 これにより、「フレッツ・あずけ~る」上に保存されたWord、Excel、PowerPointの文書を、PCやタブレット端末などのWebブラウザから閲覧・編集できるようになる(iPhoneなどのスマートフォンは閲覧のみ対応)。端末には、Microsoft Officeのソフトウェアがインストールされていなくても、インターネットに接続できる環境であれば利用可能なほか、クラウドサービスであるため、常に最新バージョンのWord、Excel、PowerPointを使えるとのこと。

 また「フレッツ・あずけ~る」のグループフォルダ機能を利用すれば、同一のファイルを複数人で編集する利用法にも対応。契約は月ごとのため、利用者の増減に合わせてライセンスの追加契約・廃止を行える点もメリットとした。

 サービスの利用は「フレッツ・あずけ~る」「フレッツ・あずけ~るPROプラン」のいずれかを契約していることが条件で、価格は、1ライセンスあたり月額350円(税別)。あずけ~る管理者ID・利用者IDごとに1ライセンスが必要となる。

 対応環境は、Windows 7/8/8.1とMac OS 10.9/10.10、iPad2以降のiPad、Android 4.0以降のタブレット端末(NTT東日本動作確認済み:Nexus7、Nexus9、Nexus10 Wordは閲覧のみ)。また、iPhone、Androidスマートフォンは閲覧のみ対応するとのこと。

石井 一志