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ソースコードを改変せずに既存ERPに機能追加できる「HybridERP」

 株式会社エフ・シー・エス(FCS)は2日、既存ERPパッケージのソースコードを改変することなくシステムに必要な機能を追加できる「HybridERP」を発表した。

 ERPシステムのデータベースに直接アクセスする外部プログラムにより、既存のソースコードを改変せずに必要な機能を補完できる新しいアドオン開発フレームワーク。データベース構造を容易に取り込めるミドルウェア「Uniface」を使って、外部システムを構築。必要な機能をプラグインとして追加できる。

 使い方によっては、メインフレームやオフコンのシステムに機能追加したり、複数システム(ERPとSFAなど)のフロントエンドを統合するアプリケーションを構築したり、オンプレミスとクラウドのシステムを統合することも可能という。

 Windows、UNIX、Linuxなどマルチプラットフォームに対応し、データベースもOracle Database、SQL Server、DB2などのマルチDBに対応する。

川島 弘之