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茨城県が公式サイト刷新、「魅力最下位」の汚名返上なるか!?

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(SBT)は2日、茨城県の公式Webサイトをリニューアルし、4月1日から公開したと発表した

 SBTは今回、セキュアで柔軟性の高いクラウドインフラと自治体向けに最適化されたクラウド型CMS(コンテンツ管理システム)、およびそれらに対するセキュリティ運用監視サービスを合わせて導入。サイトの災害対策とユーザビリティ・アクセシビリティ(使い勝手・誰にとっても優れた読みやすさ)改善を同時に実現し、同県の魅力を効果的に発信できるWebサイトを構築したとしている。

 リニューアルのポイントは、「いばらきの魅力・美しい風景・ふるさとの優しさと強さ」が伝わるWebサイトをコンセプトとし、従来の課題となっていた情報の伝え方、配信する情報(内容)、デザインを中心に改善を図った。

サイトの使いやすさを重視情報の優先順位付け、手厚い移行支援、誰もが目的の情報へ快適にたどり着けるサイト構成
業務継続性の確保災害時やアクセス集中時もWebサイトの継続運営や緊急情報の発信が可能なクラウドインフラの採用
操作性向上・作業負荷軽減職員が容易にコンテンツの作成・管理ができる自治体向けに特化したクラウド型CMSの導入
運用経費削減専門知識が必要となる運用管理はSBTが代行
PR・広報力UP伝えたい人(ターゲット)を意識した伝え方の改善、県の魅力が伝わるデザイン・コンテンツ

 茨城県は、ブランド総合研究所が毎年行っている自治体の認知度・魅力度・イメージ調査で昨今「魅力最下位」に定着してしまっている。今回のWebサイト刷新が汚名返上へのきっかけとなるか。個人的にはひたち海浜公園のコキアとかがオススメだ。

川島 弘之