セルフサービス型のデータ管理製品「SAS Data Loader for Hadoop」を提供

　SAS Institute Japan株式会社（以下、SAS）は3日、Hadoop上でデータ統合とデータ品質管理を実現するセルフサービス型ソリューション「SAS Data Loader for Hadoop」を、国内で提供開始すると発表した。これを利用すると、Hadoopに関するスキルギャップが解消され、正確な結果をスムーズに導き出せるようになるという。

　SAS Data Loader for Hadoopは、IT部門に負荷をかけることなく、ビジネスユーザー自身がデータの管理、変換、クレンジング、準備を行えるようにするソリューション。Webブラウザ内で動作し、直感的に操作可能なウィザード形式のGUIにより、専門的なスキルがなくても容易にデータの移動や変換を行える。

　Hadoopの価値を引き出し、Hadoop上のデータをクレンジングできるスキルセットを持つ人材は多くないが、この製品を利用すれば、高いITスキルがなくても、Hadoop上に保存されたデータへセルフサービスでのアクセスし、データ準備を行えるとのこと。このため、データ品質関連の処理をHadoop上で実行可能になり、大量のデータセットが存在する環境において、より頻繁なデータ活用が可能になるとしている。