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NTTデータ、「情報連携基盤ソリューション」にインフォマティカ製品を追加

 株式会社NTTデータとインフォマティカ・ジャパン株式会社(以下、インフォマティカ)は2日、データ統合ソリューションの提供で協業すると発表した。これに伴いNTTデータは、システム間連携を最適化する「情報連携基盤ソリューション」の構成製品に、インフォマティカの「Informatica PowerCenter」を中心としたデータ統合プラットフォーム製品を採用し、同日より提供開始する。

 NTTデータの「情報連携基盤ソリューション」は、連携基盤を介して、企業の各拠点・部門に散在するデータを横断的に利用可能にするソリューション。各種分析・シミュレーションなどのデータ活用を可能にし、営業力、マーケティング効率、製品開発力向上に寄与するという。

 今回の協業では、NTTデータが持つ情報連携基盤の構築ノウハウと、データ統合におけるインフォマティカの製品力、データマネジメントに関する知見を組み合わせ、あらゆるデータの管理・統合・利活用が可能な「情報連携基盤ソリューション」を、迅速に提供するとのこと。また例えば、データの送信元・送信先を含めたデータ連携状況のモニタリングなど、製品の適用範囲を超えたニーズにも総合的に応えられるとしている。

 なお両社では今後、データ連携・活用のニーズが高い製造業をはじめ、流通業、金融業など、さまざまな業界に対して連携ソリューションを訴求する考えで、NTTデータは、2017年度までに累計20億円の売り上げを目指す。

石井 一志