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HTML5ベースに刷新されたドキュメント配信ソリューション「GigaCC View 6.0」

 日本ワムネット株式会社は17日、クラウド型ドキュメントセキュリティソリューション「GigaCC View」の新版「同 6.0」を発表した。3月1日より提供開始する。

 GigaCC Viewは、実データを送信せず、クラウド上のサーバーからストリーミング配信することで、ドキュメントの閲覧を可能にするソリューション。テキスト、PDFやMicrosoft Officeファイルなどに加えて、音声や動画の配信にも対応する。

 従来も、ファイルを閲覧する相手先では専用クライアントソフトのインストールは不要だったが、無償プラグイン(Microsoft Silverlight)をインストールする必要があった。しかし新版では、基本処理をHTML5ベースに移行し、Silverlightのインストールなしで情報の閲覧を行えるように改善している。

 また、GigaCC Viewの基本機能を呼び出すAPIをオプション機能として提供開始する。これにより、既存Webサイトやシステムに組み込んで利用することも可能になったとのこと。

 さらに、従来は動画を配信する・しないにかかわらず一律だった価格体系を見直し、動画を配信しない場合の「スタンダードプラン」と、動画を含む「動画利用プラン」を設定した。価格はそれぞれ、月額2万9000円(税別)から、月額8万8000円(税別)から。別途、導入時初期費用の5万円(税別)が必要となる。

石井 一志