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医療業界向けの抗菌LANケーブル、ネットチャートと冨士電線が発売

 ネットチャート株式会社と冨士電線株式会社は16日、医療業界向けの抗菌LANケーブル「medi-patch(メディパッチ)」を開発したと発表した。3月1日より販売開始する。なお両社によれば、抗菌加工を施したLANケーブルの商品化は、世界初になるという。

 medi-patchは抗菌処理が施されているだけでなく、従来型のケーブルと比べて直径が約半分になっており、配線作業性に優れているのが特長。また今回は同時に、シールド加工された工事用LANケーブルについても、抗菌処理されたものを製品化した。

 ネットチャートと冨士電線では今後、機関内の物理的な安全性を確保できることなどをアピールし、抗菌LANケーブルを医療機関に展開するとのこと。

 なお、ネットチャートはIIJの100%子会社で、主に神奈川県地区などで、LAN関連を中心としたネットワーク構築事業を行っている企業である。

medi-patch(右上)とシールドタイプの抗菌LANケーブル(左上)

石井 一志