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正常稼働時のパラメータを機械学習するIT運用分析ツール「SIOS iQ」

 サイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は2日、機械学習技術を搭載したITオペレーション分析(IT Operations Analytics:以下、ITOA)ツール「SIOS iQ」を発表した。2月24日から無償版の提供を開始する。

 SIOS iQは、ITシステム運用で発生する膨大なデータを分析し、システムの運用にかかわる意志決定を支援するソリューション。機械学習技術を用いるのが特長で、仮想・クラウド環境での重要なアプリケーション運用における複雑な問題を解決するという。アプリケーション、コンピュート、ストレージ、ネットワーク間の稼働パターンをトラッキングし、正常稼働時のパラメータを学習。その上で、稼働状況の問題を検出、パフォーマンスや信頼性を改善するための重要情報を提供する。

 2月24日には無償版の「SIOS iQ Freeview Edition」のダッシュボードが提供される。機械学習技術を用いて以下の3つの機能を体験できる。

 1つめが「PERC Overview」。タッチとモバイルに対応した使いやすいインターフェイスで、コンピュート(CPU・メモリ)、ストレージ、ネットワークそれぞれのパフォーマンス・効率性・信頼性・キャパシティ情報を表示する。

 2つめが「Waste(Idle VM, Snapshot)」。アイドル中のVMと削除可能なスナップショットの消費情報を表示し、コスト軽減を提案する。

 3つめが「Host Based Caching」。ストレージとネットワークのトラフィック負荷を軽減するためにホストマシンのSSDを適用する技術で、ストレージのパフォーマンスとアプリケーションのレスポンスを飛躍的に改善するという。キャッシュ化することでパフォーマンスの向上が見込めるVM候補を示し、キャッシュ化後の予想IOPS値とレイテンシ値、およびキャッシュサイズとキャッシュブロックサイズの推奨値を提示する。

川島 弘之