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VMwareの仮想環境上で「指静脈認証」と「SSO」、日立Solが実現

 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は、指静脈認証とシングルサインオン(SSO)を仮想環境で実現するソリューションを1月21日から提供する。

 同社の「統合認証・アクセス管理ソリューション」において、指静脈認証装置「静紋 J300(以下、静紋)」と、クライアントPC上で動作するSSOソフト「SRGate クライアントエージェント(以下、SRGateCA)」が、デスクトップ仮想化ソリューション「VMware Horizon」上で動作することを検証し、「セキュア端末 認証強化ソリューション」として提供する。

 これまでにも「Microsoft VDI」「Citrix XenDesktop」「Citrix XenApp」に対応する静紋やSRGateCAを提供してきたが、新たにヴイエムウェアが提供するPCoIPプロトコル環境において、静紋とSRGateCAが標準で動作することを検証。PCoIPの利用により、Windows系OSだけでなく、非Windows系OSを搭載したシンクライアントにおいても指静脈認証の動作が可能になるという。

セキュア端末 認証強化ソリューションの概要(システム構成例と認証強化の適用箇所)

 価格は、静紋が2万8000円(税別)/台。認証管理システム「AUthentiGate J300クライアントライセンス」が2万円(同)/ライセンス。SRGateCAが70万円(同)/100ユーザー。

川島 弘之