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ファイル転送とオンラインストレージの機能を備えた企業向けクラウドサービス

 株式会社トランスウエアは8日、企業向けのファイル転送・オンラインストレージ「Active! drive SS」を、同日より開始すると発表した。価格は、1アカウントあたり月額300円(税別)から。

 「Active! drive SS」は、外部の第三者と一時的なファイルの受け渡しを行うためのファイル転送機能と、オンラインストレージ機能を備えたサービス。オンラインストレージ機能については、個人で利用するドライブとメンバー間で共有するドライブの双方が利用できる。

 セキュリティ機能としては、ユーザーごとの権限設定が可能なほか、ファイルの受け渡し期日やダウンロード回数制限などのコントロールを行え、ファイルの送信経路、データの共有場所、ユーザーの利用履歴・行動履歴を一元管理する機能も備えた。

 可用性の面では、二重化されたシステムにより、SLAは稼働率99.9%を保障。24時間365日体制で障害対応を行うとした。

 価格は、月額基本料金が1アカウントあたり300円(税別)で、最低利用期間は12カ月。標準では最大保存期間14日間の期限付きドライブとなり、ドライブ1つあたりの合計ファイルサイズが2GBまでに制限される。また、ファイルの合計受け渡し回数も、1アカウントあたり10回/月までとなる。

 加えて、容量追加オプションを購入することで、ファイルの保存期間に制限がない無期限ドライブが利用可能になり、こちらは10GBで月額3万円(税別)から。容量は、全アカウントで共有する無期限ドライブの合計容量となる。

 なおサービス開始を記念し、12年31日までに新規契約したユーザーを対象とした「ファイル転送・データ共有のセキュリティ強化支援キャンペーン」も実施される。このキャンペーンでは、月額基本料金が1アカウントあたり200円(税別)で提供され、キャンペーン期間終了後も、契約を継続している限りキャンペーン価格が適用されるとのこと。

石井 一志