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NECフィールディング、中小企業のUTM導入・運用を支援するサービス

 NECフィールディング株式会社は17日、50名以下の企業を対象に、ウイルス対策や不正侵入防止などを提供するセキュリティ対策サービス「インターネット利用あんしんサービス」を発表した。同日より販売を開始する。

 「インターネット利用あんしんサービス」は、ファイアウォール、ウイルス対策、IPSなどの機能を備えたフォーティネットのUTM(統合脅威管理)アプライアンス「FortiGate-30D」を利用し、インターネット上の複数の脅威に対応するセキュリティ対策サービス。装置のレンタルとオンサイト保守、ヘルプデスクといったサービスをセットにして月額課金で提供する。

 導入時には、簡単なヒアリングをもとに、機能ごとの細かい設定はNECフィールディングが担当するほか、運用管理も同社が代行するので、専門のセキュリティ管理者を置けないユーザーに向くとのこと。なお、UTMの設置自身はユーザーが行う必要があるものの、オプションで設置代行サービスも用意している。

 価格は、「ベーシック」プランが月額1万4900円(税別)からで、アプリケーション制御やURLフィルタリングを追加した「プレミアム」プランが月額1万9900円(税別)から。NECフィールディングでは、このサービスについて、3年間で10億円の売り上げを目指すとしている。

石井 一志