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アプレッソとアシスト、ビジネスプロセスとビジネスルールの“融合管理”で協業

企業のスピード経営を支援

 株式会社アプレッソと株式会社アシストは8日、BPM(ビジネスプロセス管理)とBRMS(ビジネスルール管理)分野で協業し、スピード経営実現のための構築基盤を推進すると発表した。

 アプレッソが開発・販売するBPM製品「DataSpider BPM」と、アシストが取り扱うBRMS製品「Progress Corticon」を融合させる。DataSpider BPMは、社内のさまざまなビジネスプロセスを適切な承認フローで自動化し、Progress Corticonは、100%コーディングレスでビジネスルールの追加・変更を迅速にシステムに展開する。

 両者を融合することで、業務全体の流れをモデル化し管理・改善を図りながら、与信や保険加入審査が必要な金融業界や料金プラン変更が多い通信業界などで、ビジネスルールが頻繁に追加・変更になる場合に、柔軟な対応が可能になるという。

 両社は、両製品を組み合わせたスピード経営を実現するための構築基盤を共同で推進していく。

 併せて、DataSpider BPMにデータ連携ツール「DataSpider Servista」も加えたソリューションも提案していく。DataSpider Servistaが加わることで、プロセスとルールだけでなく、基幹システムやクラウドなどさまざまなシステムとのデータ連携を含めた自動化が可能になるという。

川島 弘之